私のかわいい相棒、YB125spを紹介します

バイク

今回は私が初めてのバイクとしてこれまで4年ほど乗ってきたYB125spについて紹介したいと思います。このバイクに興味を持たれている方は第一にその見た目が気に入っているのではないでしょうか。もちろん私もなんて可愛らしいバイクだろうと今でもたまに思いますが、意外にも長く乗り続けられる丈夫さも持ち合わせてるんじゃないかと感じています。以下いろいろ語っていますが結論本当にいい買い物したなと言い切れます。YBに興味を持たれている方、乗り出したばかりで他の車体の情報が欲しい方の参考になっていただければ幸いです。

現在私が所有しているSRV250についての記事もあわせてよろしくお願いしますhttps://tokotokokun.com/初めての中型バイクに1993年製を選んだ私の愛車レ/

良いところ 外観面

  • 見た目の雰囲気
    YBを少しでも知っている方ならば、「SRの弟分」、「小さいSR」といったイメージをお持ちでしょう。私の中での印象は違っていて、そこが好きなところでもあるなと思います。SRは全体的に流線形の印象が強いですが、YBの方はフラットなシートとその後ろにまっすぐ伸びるリアキャリアの存在のためか対照的に直線的な印象です。SRにはないスポーティーさが感じられて、こいつ結構やるのではないかと思わせるところがあります。スポークではなくキャストホイールなのも大きいかもしれません。
  • 積載のしやすさ
    YBには立派なリアキャリアが標準装備されています。カスタムを楽しんでいる方の多くは真っ先にここに手を加えるようで、取り外すかグラブバーに取り替えてある車体をよく見かけます。ですが私はさきほど述べたようにデザインの面で見てもこのキャリアがいい仕事をしてるんではないかと思っています。もちろん積載性も抜群です。気軽に出し入れできたりと手軽さではスクーターには勝てないですが、数泊分の旅行荷物を詰めたバックパックなどある程度の大きな物になった場合大活躍します。私も何度かYBで1、2泊分の着替えとカメラを積んでツーリングに行きましたが、フラットな座面と相まって充分な乗車スペースで姿勢が窮屈になったりせず快適に走ることができました。現在は43Lの割と大きめのリアボックスを装備していますが、125ccにしてはしっかりした車体サイズのためかちょうどいいバランスでまとまっていると思います。
  • パーツけっこう丈夫
    もしこのバイクの購入を検討している人がいるならば、大きい不安要素の一つが中国生産であることでしょう。中国生産のリーズナブルなバイクは、パーツの細かいところでコストを抑えて作られているので劣化も早いと言われているようです。YBに関しても、確かにエンジンまわりのボルトやマフラーなど熱を持つところはだいぶ錆びやすいと思います。ただYBの見た目で最も大事なメッキ部分は全くサビ浮きが見られません。なので全体を軽く磨いてあげるだけで、ピカピカの状態を維持することができます。メッキの良し悪しは見た目だけでなく、フロントフォークなど機能的な面でも重要なことですが、こちらも純正で装着されたフォークブーツもあってか問題なしです。

良いところ 性能面

  • 普段使いでは必要十分な走行性
    私はYBで主に東京23区内の街中を走っていますが、他の車の流れに乗って走る分のは特に不満のない走行性能かなと思います。夜中の大通りだと70km近くで車が流れている場合もありますが、5速に入れた状態でそこまで無理なく巡航できます。さらに単気筒のバイクでありながら振動が抑えられており、高回転でも手が痺れるようなことは全くありません。乗車姿勢も楽ちんなので、それらの点では実は長距離走行向きのバイクなのかもしれません。
  • お財布に優しい
    同排気量のスクーターには敵わないにしてもやはり燃費はかなりいいです。都内の混んだ道を主に走っていますが、調子がいいとリッター43〜45kmくらい走ります。だいぶ走り込んだ現在では40km行かないぐらいに落ち着いていますが、チェーンのメンテなどもっと丁寧にやってあげれば改善すると思います。このバイクに乗るのは買い物や通勤など実用的な用途に使う方が多いと思いますが、このくらい燃費がいいと日々の出費としてそこまで気にならないレベルで気楽に乗り回すことができるでしょう。

注意点

以上のように125ccのバイクとしては申し分ない魅力的な機体だと思います。ただしYBは2012年に発売させた意外にも最近の機体であるとはいえ、中身は昔ながらのキャブ車です。今時のユーザビリティに優れたバイクと比べるとだいぶどんくさいところも多々あるでしょう。私自身は欠点だとは思いませんが、興味持たれている方のためにも一応の注意点をいくつか挙げておきます。

  • 始動性は難あり
    私はSRV250という1993年製のVツインのバイクも所有しているのですが、それと比べてもYBの始動性はだいぶ良くないと思います。単気筒のバイクってこんなものかと思っておりましたが、やはり一般的に見ても良くない部類に入るようです。季節に関係なく毎回1分間チョークを引いてアイドリングしますが、それでも全然足りず回転数がついてきません。手荒にアクセルを開けると息継ぎするような感じで前に進んでいかないので、道に出てからしばらくはできるだけゆっくりと発進し始めるように気を付けなければなりません。特にご自宅付近が大きい通りに面している方であれば、いきなり走り出すのは非常に危険で最悪追突されかねません。なのでアイドリングを十分に取るか(5分くらい?)脇道で慣らし運転してからの方がいいでしょう。
  • 走りに関しては街乗り向き
    私の場合YBのエンジンパワーでも不満を感じませんが、例えば地方のバイパス道などの環境だったらだいぶ厳しいかもしれません。快適に走れるのはせいぜい70kmまでで、それ以上になると無理させているのではないかと気が気ではなくなります。一定の速度で巡航していて何かあったら加速する余力があるというのは心のゆとりにもなりますが、それもなくなると疲れるし危ないと思います。125ccのくくりでも非力なバイクには違いないので、のんびり走るのが好きな方向きでしょう。
  • マフラーに問題あり
    私のYBは日々けっこう雑な乗り方してきたにもかかわらず大きな故障なく頑張ってくれています。ただ一点だけマフラーの異音問題がありました。乗り出して2年ほどしてからでしょうか、加速と減速など振動が大きくなるタイミングでサイレンサーの部分からガラガラと金属音がするようになりました。開けてみないとわかりませんが、おそらくバッフルが中で崩れて暴れた状態になっているのではないかと思います。どうもこの症状は純正マフラーの持病のようで、一度別の中古マフラーに取り替えましたが、また一年ほどして例の音がするようになりました。どうせ取り替えるならマフラーのカスタムをしてもいいですが、自分はキャブレターをいじったりはできないので二の足踏んでいます。

いかがでしたでしょうか。現在2万km越えの私のYBですが、そろそろご老体だと思いますので労わりながら乗り続けていきたいです。またバイク関連の記事あげていきますのでどうぞよろしくお願いします。ではまた。

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